彼らは日本中どこにでも行っている

この個人旅行客の中にもいろいろあります。個人的に知人のツテを辿って、中国人ガイドを雇い、ガイドが運転する車で旅行する人もいます。飛行機のチケットや宿泊先、観光先などすべてを自分で手配する人もいるのです。この中に大きな幅がありますが、明確にいえるのは、「日本中、どこにでも行っている」ということなのです。外見が日本人とまったく変わらず、これまでは彼らの旅行に日本人が介在することが少なかったために、彼らの行動を把握しにくかっただけだと言えるのです。でも、「それでは、どうしようもない」というわけではないのです。彼らでも、まだ知らない日本のすばらしい観光地や、観光施設が日本にはたくさんあります。相手に合った的確な情報をアピールできれば、彼らが自分たちで足を運んでくれる可能性がまだまだあるということなのです。私の中国人の友人は中国でも比較的富裕層が多い、杭州に住む建築家や会社経営者を連れて、日本各地を旅行して歩いていたらしいのです。その行先に、私の別の友人が福岡で営むカフェ&ギャラリーもありました。友人のカフェ&ギャラリーには来店客がメッセージを書く共用ノートがあります。そのノートに、達筆で立派な漢詩を書く中国人が多いことに驚いたのです。

彼らは陶芸をしたり、読書をしたり、カフェの暖炉で暖まりながら、静かに地元の日本人とおしゃべりするのを楽しみに旅行をしているという話なのです。リピーターが増えているのも昨今の特徴と言えます。前述の調査では、訪日回数が1回目の人は99・7%で依然として多いですが、2~3回目は22・6%、4~9回目は7・7%、10回目以上は2・9%となっているのです。増えているのです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *